日比谷高校ラグビー部OB会によるコミュニケーション推進ページです

現役試合(セブン大会)―アシックスカップ2019観戦報告

2019高校ラグビーの「セブン」全国大会都予選一次リーグが開催されました。
日比谷はいずれも古豪の保善、日大二高と同組で対戦、15人制の「春季大会」
(早大学院に惜敗)でチームの成長を見たこともあり、期待を持って、グランドに
駆け付けました。
 結果は、保善2勝、日比谷1勝1敗、日大二高2敗ということで、残念ながら
一次リーグ敗退となりましたが、2試合とも息詰まる接戦の好試合、特に保善戦
は、ほんとうに今一歩、文字通り惜敗でした。
 選手個々の技量も確実に向上しており、良いチームに仕上がっていくのではない
か、との期待を益々深めました。
スコア、経過等を報告いたします。

○日時  5月3日(金)、10:00~13:00
     1次リーグはA~Lの12ブロック各3~4チームの総当たりで行い、
各ブロックの1位が2次リーグに進出。
     この日、当会場では、午前中A~Cブロックの試合のが行われた。
     日比谷はCブロック
     各試合 前後半7分  ハーフタイム1分
○会場  府中市民(郷土の森)サッカー場
○Cブロックの結果
     日比谷 24(19-14 5-14)28 保善
     日比谷 22(12-14 10-7)21 日大二
       保善 50-7 日大二
  ※ 全体の結果詳細は高体連ラグビー専門部のHPでご覧になれます。
○試合経過

<日比谷―保善>
―前半―
― リーグ戦の第一試合は、保善―日大二で、保善が圧勝、相当厳しい試合
   と覚悟して観戦に臨んだが、、、
 1分 日比谷、キックオフ後のボールをキープ、パスを受けた⑩番が裏をよく
見て好キック、追走も良くパスを繋ぎいきなり中央に回り込むトライ。
(5)+(2)
 2分 日比谷、自陣で相手のパスを⑧番インターセプト、約70Mを走り切り
    中央に連続トライ。 残念なことにゴールは失敗。(5)
 ― 日比谷好タックルで、保善の攻撃を食い止めていたが
 5分 保善、パスを繋ぎ、中央にトライ。(5)+(2)
 6分 (日比谷のノッコンのミスが響き) 保善、パスを繋ぎ中央にトライ。
    (5)+(2)
 ― このまま、前半終わると思われたが、
 7分 日比谷⑩番、巧みにデフェンスのギャップをつき、抜出し中央にトライ。
    (5)+(2)
    リードして前半を終わる。
 前半 日比谷 19-14 保善
 ―後半―
 2分 日比谷、相手陣深く入ったところのラックから右サイドのスペースを
    巧に生かし、抜出し中央に回り込みトライ。ゴール失敗。(5)
 ― この時点で日比谷10点のリード、期待が高まる。
 4分 保善の巨漢の⑤番突進、日比谷、果敢にタックルに飛び込むものの、
    2~3人をはねとばし、左中間にトライ。(5)+(2)
6分 保善、相手陣で攻撃、ノックオンがあったと見えたが、レフリー認めず
    プレイ続行、パスを繋ぎトライ。(5)+(2)  ここで逆転。
 ― 日比谷、ボールを確保、再逆転の望みをつないだが、残念ながら実らず
    惜敗。
 後半 日比谷  5-14 保善 

<日比谷―日大二>
 ― 保善―日大二の試合結果から、日比谷かなり優勢とみたが、、
 ―前半―
 1分 日比谷、好タックルで相手のノックオンを誘い、こぼれ球を拾い、そのまま
    ⑬番右中間にトライ。(5)
 5分 日大二、自陣での好タックルからチャンスをつかみ、パスを繋いで中央
    にトライ。(5)+(2)
 6分 日比谷④番、中央付近から相手タックルを振り切り抜出し中央にトライ。
    (5)+(2)
 7分 日大二、前半終了間際にトライ。(5)+(2)   
 前半 日比谷 12-14 日大二
 ―後半―
 -前半は予想に反し、リードされる。後半の奮起に期待。日大二のキック
オフでスタート
1分 キックオフのボールをキャッチした日比谷④番、相手の甘いタックルを
振り切りそのまま抜出しトライ。ゴール失敗?(5)

 ―日比谷、相手陣に攻めこみ相手ボールをターンオーバー、⑧番突進して
  チャンスとみたが「ハンド」の判定で相手のPK(不可解)
 5分 中央付近で日大二の攻撃、ノックオン、その後2、3のプレイ、日比谷の
    アドバンテージは当然生きていたと思われたが、レフリーはプレイオン、
    日大二、パスを繋ぎトライ。(5)+(2)
 7分 終了間際、日比谷ようやく逆転のトライ。(5)
  一点差。
 後半 日比谷 10- 7  日大二
※ 日比谷の選手は15人制のそれぞれのポジションの背番号でプレイした模様。

○短評(感想)
 ・保善戦はまことに惜しかった。昨年の全国大会予選で大敗したこともあるし
  何といっても昭和30年代から40年代前半までは、全国一の強豪校で、オールド
  OBにとってはジァージーを見ただけで特別の想いをいだく存在、10点
  リードした時には、ほんとうにドキドキしました。
・チームは順調に成長しているように思われました。もちろんまだまだ課題は
  ありチームおよび選手個々もそれを自覚しているでしょうから、継続する努力
  で一つ一つ克服していき、選手それぞれの特徴を生かしていくようになれば、
  ますます良いチームになります。強豪チーム打倒を目指してもらいたいものです。

 S39卒 西

  追伸:今年の1年生の新入部員は8名、人数は今一の感を持ちましたが 
    「粒が揃ってる」とのことです。