日比谷高校ラグビー部OB会によるコミュニケーション推進ページです

新人戦観戦記

新人戦二回戦(初戦)結果報告

9月の全国大会敗退後、1年生12名を擁する期待の新チームがスタート。
基礎練習を積みながら、直近では、11月3日に、石神井高校、府中西高校、
11月23に学習院高校(22-17で逆転勝利)と練習試合も行い、12月18日愈々、
初の公式戦「平成28年度新人大会」に臨みました。
相手は、全国大会予選で準々決勝に進出するなど、一定の実力を持つ、駒込学園。
まだまだ経験不足のミスも目立ち、残念ながら初戦敗退となりましたが、
きれいなトライを2本決めるなど、将来を期待させる一戦でした。
以下、試合内容を報告いたします。

○ 日時 12月18日(日) 13:00 キックオフ(25分ハーフ)
○ 相手校  駒込学園高校
○ グランド 玉川学園グランド
○ 先発メンバー   2年 6人 1年 9人
○ 試合結果  日比谷 12(5-22、7-10)32 駒込学園
○ 試合(得点)経過

―前半―
-相手キックオフのボール、日比谷確保するものの、ターンオーバー
され自陣深く攻め込まれる。いったん、キックで逃れたものの、
マイボールラインアウトを確保できず
( 3分)駒込、FWで連続攻撃、左スミにトライ。(5)

-日比谷、相手陣に攻め込むものの、タックルを受けてのノックオンを繰り返し
チャンスに至らず。

(13分)駒込PKで相手陣深く入り、FW、BK一体の攻撃で左スミにトライ。(5)

(15分)駒越、右タッチラインぎわのキックを日比谷BK、処理を一瞬逡巡したすき
にボールをキャッチ、そのまま右隅にトライ。(5)

(23分)日比谷、相手陣右サイドに攻め込み、FWの縦攻撃を繰り返した後、左へ
展開、BKラインでウイングまでパスをとおし、左中間にトライ。
ゴールキックは左ポストにあたり不成功。(5)

(25分)自陣深く蹴り込まれたキックオフのボールを日比谷FWパスでつなぐものの
ノットリリースザボールでPK、駒込FWでつなぎ、最後は巨漢の③番が
とび込みトライ。(5) + (2)

-日比谷、時間を考え早めにキックでの脱出が正解であったかもしれない。

前半 日比谷5-22 駒込学園

-後半―

-日比谷相手陣に攻め込みゴールライン寸前まで迫る。FWの波状攻撃で
トライを狙うが届かず、最後にBKに回したがノックオンでチャンスをつぶす。

(11分)駒込、ノットリリースザボールで得たPKからFWでつなぎ左スミにトライ。(5)

(19分)駒込、中央付近のスクラムから右へBKパス、右スミへトライ。(5)

(24分)日比谷、中央付近でPKを得、相手陣に攻め込んで、右サイドマイボール
ラインアウトを確保、モールを5~6M押し込んだ後、左へBK攻撃、⑬番が相手
ディフエンスをずらしたうえでの好パスに⑮番が走り込みラインブレーク、
そのまま中央付近に飛び込みトライ。(5)+(2)

-キックオフのボールを駒込確保、左サイドを俊足BKが駆け上がったが
日比谷、好タックルで押し出し、ノーサイド。

後半 日比谷7-10 駒込学園

○短評(感想)

・点数ほど力の差があるとは感じられなかったが、集散の速さ、肝心
なところでの判断などの僅かな差が結果につながったか。

・スクラムはほぼ互角だった。

・タックルを受けた際のノックオンが目立った。体のコントロールおよび
ボールを生かす意識を練習で鍛える必要を感じる。

・相手は結構キックを多用、FBのフィールディングは落ち着いており
良かったが、その後のカンターアタックはチーム全体で要工夫。

・1年生が大きな部分を占めるチーム構成、伸びしろ充分、今後の
チームのステップアップに大いに期待する。

- 以上、観戦後のオールOBの意見交換を集約しました。

S39卒  西