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現役試合(セブン大会‐二次リーグ)観戦報告

「現役試合(セブン大会‐二次リーグ)観戦報告」

5月4日の一次リーグを勝ち上がった日比谷現役、強豪チーム
が登場する2次リーグに臨みました。第一戦で、強豪東京高校と対戦、
開始早々、鮮やかに2トライを決め、応援席は大いに盛り上がり
「あわよくば」の期待も抱かせましたが、結局は1勝2敗で
2次リーグ敗退となりました。
結果は残念でしたが、見所も沢山あり、楽しく観戦させてもらいました。
以下、スコア、経過等を報告いたします。

○日時  5月27日(金)、10:00~13:00

2次リーグは、5月3~4日に行われた一次リーグの各ブロックの
一位校および「春季大会」の上位校、27校が参加。
A~Hのブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロックの
一位校(8校)が6月17日に行われる決勝トーナメントに進出した。
日比谷は、東京高校、東京農大一高、東海大菅生高とともにBブロック。
各試合 前後半7分  ハーフタイム1分

○会場  明治学院東村山高校グランド

○Bブロックの結果
日比谷 12(12-0 0-24)24 東京高校
日比谷 17(17-0  0-5)5 東海大菅生高
日比谷 12(0-19 12-12)31 東農大一高
東農大一31(21-7 10-0)7 東海大菅生高
東京高 29(24-0 5-5)5 東農大一高
東京高 31(12-0 19-5)5 東海大菅生高
※ 結果、東京高校が決勝トーナメントに進出。
他に進出校は、成蹊、本郷、目黒学院、國學院久我山、
早稲田実業、大東文化第一、都立青山の各校。
※ 全体の結果詳細は高体連ラグビー専門部のHP
<http://tokourugby.web.fc2.com/hyoushi.html> http://tokourugby.web.
fc2.com/hyoushi.html
でご覧になれます。

○試合経過
<日比谷―東京高校>
―前半―
2分 日比谷、ハーフライン付近でこぼれ球を拾い、一気の
ゴールラインまで走り切り、ゴルポスト下にトライ。(5)+(2)
3分 日比谷、相手が手薄な左サイドにキックオフ、鋭くダッシュ
した選手がキャッチ、ゴールライン左隅まで駆けぬけ、
ノーホイッスルのトライ、と思われたが、惜しくもインゴール内で
タッチを割り、得点ならず。
5分 日比谷、相手陣深く攻め込み、ゴール前でマイボールスクラム。
ヒールアウトしたボールをSHがスクラムサイドを巧につきトライ。(5)
- 明学東村山グランドの観客席は入り口側のゴールポストの裏、一連のプレイは、
日比谷応援団の目の前、「強豪を相手に望外の戦い」ということで、たいへん
盛り上がった。
前半終了間際、日比谷、自陣深く攻め込まれたが、マイボールスクラムから
出たボールをタッチに蹴りだし、前半は零封。

前半 日比谷 12-0 東京高校

―後半―
-後半に入り、東京高校がボールを確保する機会が増え、鋭い突進。
日比谷、懸命にタックルするも止めきれず2トライ、1ゴールを許し同点。
-日比谷、左サイドを抜けかけチャンスと見えたが、東京高校の必死のタックル
で潰される。(これが実れば、また流れが変えられた、とまことに残念)
-その後、東京高校、2トライ、1ゴールを加え、日比谷を突き放す

後半 日比谷 0-24 東京高校

<日比谷―東海大菅生高>
―前半―
1分 日比谷のキックオフ、相手選手ダイレクトキャッチできず、
幸運なバウンドで、日比谷選手の手にすっぽり、防御陣整わない内、
ノーホイッスルトライ。(5)+(2)
3分 日比谷、右タッチライン沿いを抜出し、右隅に飛び込みトライ。(5)
その際、相手選手ハイタックルの反則、次のプレイはPKでスタート。
6分 日比谷、ハーフライン付近からパスを繋ぎ、相手タックルを振り切り、
左中間にトライ。(5)

前半 日比谷 17-0 東海大菅生高

―後半―
-日比谷、選手の入れ替えもあったせいか、連携がうまくいかず
得点機にいたらず。一方、東海大菅生、粘りを見せ1トライ。

後半 日比谷 0- 5 東海大菅生高

<日比谷―東農大一高>
―前半―
-日比谷、炎天下の最後の試合で疲れがでたか、ルーズボールへの反応が
著しく落ち、ほとんど相手にボールを確保され、タックルも甘く、立て続け
3トライ2ゴールを許す。「ここから一本とれば、まだ間に合う」と声が飛んだ
ものの、チャンスをつくれず、日比谷ノートライ。

前半 日比谷   0- 19  東農大一高

―後半―
-反撃を期待したが、後半最初のトライは東農大一高。(5)
後半半ばをを過ぎたところで、日比谷右隅にようやく1トライしたものの、(5)
東農大一高に再び甘いタックルをつかれ、トライを許す。(5)+(2)
このまま、何となく後味悪く、試合が終わるのかと思われたところ、日比谷
最後に奮起、パスを繋ぎ、最後は⑦番が左中間に飛び込み意地のトライ。
ゴールが決まったところでノーサイド。  (5)+(2)

後半 日比谷  12-12   東農大一高

○短評(感想)
・対強豪・東京高校との第一戦、鮮やかな先制の2トライが目の前できまり、
オールドOBの面々、「いいものを見せてもらった」とたいへん興奮しました。
・東農大一高は新人戦では快勝したチーム、やはりセブンは違うと
いうことでしょうが、相手チームの成長が著しいということかも
しれませんので、当方も不断の努力を期待します。
・新一年生、10人以上が試合前の練習に参加、また大きな声で試合を応援、
頼もしく感じました。
・怪我をし治癒が遅れている主力選手、大事にして、早期の回復を祈ります。

S39卒 西