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2017年度春季大会3回戦 観戦記

現役公式戦(平成29年度春季大会) 3回戦 結果報告
前週、接戦を制して久方ぶりの公式戦勝利をものにした日比谷現役は
3回戦で、強豪早大学院と対戦しました。日比谷、いくつかトライ寸前
のチャンスもありましたが、全体には早大学院の当たりとスピードに押
され、残念ながら完封負けでした。
個々にはいいプレイもあり、若いチームの今後の伸びしろに期待いたしましょう。
詳細、以下報告します。
○  日時 4月23日(日) 11:10 キックオフ(30分ハーフ)
○  相手校  早大学院
○  グランド 東京朝鮮中高級学校グランド
○  先発メンバー   新3年 6人 新2年 9人
○  試合結果  日比谷 0(0-31 0-15)46 早大学院
○  試合(得点)経過
―前半―
  -日比谷のキックオフ、日比谷のタックルもよく、まずは一進一退でスタート。
(10分)早大学院、相手陣少し入ったあたりのラックからBK
   攻撃、BKラインに参加した大型の④番がスピードのある
   ランで日比谷防御を突破、そのまま中央にトライ。(5)+(2)
(15分) 早大学院、ラックの連取からパス攻撃、走力のある⑮番が走り
    切り、左隅にトライ。             (5)
(17分) 日比谷のキックオフのボールを、早大学院⑭―⑧番―フランカー
   (⑦番?)繋ぎ、中央にノーホイッスルトライ。  (5)+(2)
(22分) 早大学院、ゴール前で、ノットリリースザボールのPKを得、FW
    が連続攻撃、右中間にトライ。        (5)
(28分) 日比谷、ようやく相手陣に攻め込み、22M付近でFW攻撃で
    ラックを連取、いい形で左へBK展開、絶好のトライチャンスと思われ
        たが、WTBへのパスを、早大学院のBKがインターセプト、
        約70Mを走り切り中央にトライ。(痛恨)    (5)+(2)
  前半 日比谷0-31 早大学院
-後半―
( 3分) 早大学院、日比谷のノックオンのボールを拾い、22Mライン中央
    付近のラックを連取、最後は右に振り切りトライ。
    (日比谷に負傷者)                           (5)
  -8分頃、日比谷、中央付近でのラックから出たボールに⑬番鋭いダッシュ
   で走り込み、ディフェンスを突破、抜出しゴール前まで迫り、ぎりぎりで
   フォローしたBKにパスしたもののそこで潰される。その後もゴール前に
   相手を釘付け、FWの波状攻撃を続け、何度も「押し込んだ!」という
   ところまでいったが、結局(これも痛恨の)ノットリリースザボールでチャンスを逃す。
(13分) 早大学院、相手ボールのスクラムを押し込みボールを奪い、左へ
   BK攻撃、日比谷、一旦好タックルで防いだものの、こらえきれず中央にトライ。
                            (5)
  -25分頃、日比谷⑭番、ハーフライン付近で相手キックをキャッチ後、
      果敢にカウンターアタック、密集をスピードとステップで脱け出し、
      右サイドをゴール前まで好走、⑩番も好フォロー、トライ寸前まで
      いったが、タッチラインに押し出される。その後のラインアウトも
      ものにならず。
(30分)早大学院、日比谷キャリーバック後のスクラムから左隅にトライ。
                          (5)
  後半 日比谷0-15 早大学院
○短評(感想)
 ・タックルもまずまず、試合前、集中的に練習したブレイク
  ダウンも負けてなかった。特に後半(2本?)相手ボールを
  ジャッカル、ノットリリースザボールのPKを得たのは評価できる。
 ・得点差がついたのは、わずかな当たりの強さとスピードの
  差で、得点機をものにしたかどうかというところか。日比谷
  もチャンスをものにしていれば、試合の流れは大分変っていたかもしれない。
 ・「パスを受ける時にはトップスピードで」を習慣づける必要あり。
  次の公式戦は「セブンの大会」練習でスピードを磨く機会にもしてほしい。
 ・2年生の多い若いチーム、今回の公式戦勝利は一歩前進の自信
  として、課題は課題として意識して、秋に向かって、新入部員
  も加えてチーム作りをしてもらいたいものです。
S39卒  西