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2016年度全国大会東京都予選 観戦記

全国大会都予選一回戦結果報告

残暑の中、早くも全国大会東京都予選がスタート、日比谷は組合せで、
一回戦から実力校の日体大荏原高校と対戦、開始まもなく幸先よく先制ト
ライを奪ったものの、その後は巨漢の留学生選手他大型選手を揃えた相手
FWの圧力、突進に防戦を余儀なくされ、奮戦むなしく、結果的には大差
をつけられ、一回戦敗退となりました。
早々の敗退はやはり心残りではありますが、集大成の大会に臨む選手達
の気合は感じられ、点差をつけられても諦めず、最後は意地のトライを見
ることができ、応援団は「よくやった」と声をかけ観戦をおえました。
以下、試合内容を報告いたします。

○ 日時 9月4日(日) 11:00 キックオフ(25分ハーフ)
○ 相手校  日体大荏原高校高校
○ グランド 江戸川区臨海球技場第一
○ 先発メンバー   3年 7人 2年 7人 1年 1人
負傷交代  3年 ⇒ 1年
○ 試合結果  日比谷 12(7-17、5-31)48 日体大荏原
○ 試合(得点)経過
―前半―
-やはり、最後の公式戦、日比谷選手、気持ちが感じられ、動きよく、
ハンドリング、タックルも確実、上々のスタート。

( 7分)日比谷、相手陣深くに進んだところでの相手ボール、好タックル
ノックオンを誘い、中央付近のマイボールスクラム、SHから
右オープンに展開、⑬番が見事にラインブレークして抜出し、中央
に回り込みトライ。       (5)+(2)
( 9分)日体大荏原、巨漢留学生選手⑧番の突進で攻め込み、22Mライン中央付近
のラックから右に回し、右中間にトライ。  (5)+(2)
(16分)日体大荏原、ラインに参加した⑧番が左タッチラインを再び突進、日比谷懸命
にタックルするが、3~4人を跳ね飛ばし、そのまま持ち込み左中間にトライ。
(5)
-一連のプレイで、相手⑧番に激しくファーストタックルに飛び込んだ日比谷
⑥番・菅原優介君が負傷(脳震盪?)退場、果敢な攻守でチームをけん引
する選手なだけに大きな痛手であった。
(20分)日体大荏原、再び⑧番の突進を起点に中央に持ち込みトライ。  (5)

前半 日比谷7-17 日体大荏原
-後半―
-開始早々の攻防、先に得点が重要と思われたが、
( 3分) 日体荏原、PKから左にパスを回し、左スミにトライ。(5)
( 6分) 自陣に攻め込まれたラックで、日比谷FW奮闘して、相手ボールをターンオーバ
-するものの、惜しくもファンブル、日体大荏原出足鋭くひろい、そのままトライ。
(5)+(2)
( 8分) 日体大荏原SO、右BKラインにキックパス、ラインに入っていた⑧番の手に
スッポリ、そのままトライ。                (5)
-点差もつき、悔しいが日体大荏原に余裕のプレイがでてきた。
(12分) 日比谷久しぶりに反撃、相手陣に攻め込むものの、ハンドリングミスを衝かれ
日体大荏原トライ。                   (5)+(2)
(14分) 日体大荏原、PKからクイックスタート、そのまま持ち込みトライ。
(5)+(2)
(23分) 日比谷、ハーフラン付近のラックで健闘、相手のペナルティーを誘い、タッチ
キックでゴール前へ。マイボールラインアウトを確保、モールを組み、そのまま
押し込み、右中間に意地のトライ。               (5)

後半 日比谷5-31 日体大荏原
○短評(感想)
・上記、試合経過にあるように我が観戦メモには⑧番が頻出、日体大荏原
の得点のほとんどは、巨漢(トンガからの?)留学生ナンバーエイトが絡んだ
もの。高校ラグビーでこれは有かとも思うが、国際化が進むラグビー界では
いたし方なしか。
・以前の試合に比べ、ハンドリングは格段によくなり、好タックルも随所
にみられ、選手全員の気持ちは感じとれた。
・開始早々のテンポの良いラグビーの継続が日比谷の目指すラグビーか。
・今年の3年生は、確か、日比谷のグランドが使えない厳しい状況での入部、
よくぞ入部してくれ、日比谷ラグビーを継続してくれたと、感謝したい。また今年の12人
の入部は、彼らの熱心な勧誘によるものと聞いており、大きな財産を残してくれて
殊勲大である。
以上の感想は、試合観戦後、西葛西駅界隈に集ったオールドOB約8名の意見交換を
集約したものです。この中で、田代芳孝さん(S44卒)草野裕さん(S45卒)より「何かお役
にたちたいので、できるだけ現役練習に顔を出そう」と表明がありました。お二人とも年
は年ですが、ラグビー選手としては現役です。

S39卒 西