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2017年度春季大会2回戦 観戦記

現役公式戦(平成29年度春季大会)
 2回戦(初戦) 結果報告
 日比谷現役チームは、初夏を思わせる気温となった、4月16日(日)
東京都春季大会2回戦(初戦)に臨み、都立では実力校の狛江高校と対戦
、実力伯仲の接戦となりましたが、同点で迎えた、ノーサイド寸前の
ラストプレイで見事なトライを決め、待望久しかった、公式戦勝利を
得ました。(記録を紐解くと、2015年10月11日に全国大会3回戦で、
合同Dチームに 33-19 で勝利して以来)
 詳細、以下報告します。
○  日時 4月16日(日) 14:00 キックオフ(25分ハーフ)
○  相手校  都立狛江高校
○  グランド 東京朝鮮中高級学校グランド
○  先発メンバー   新3年 6人 新2年 9人
○  試合結果  日比谷 12(0-5 12-0)5 狛江
○  試合(得点)経過
―前半―
  -キックオフ後一進一退であったが、日比谷サイド、
スクラムの姿勢の高さ、最初のタックルの確実さなど、若干
   不安を感じさせるスタート。
(  5分)日比谷、CTBが抜出しゴール寸前まで迫り、フォローも
   あったが、パスが繋がらず、結局PKをとられ、大きなチャンスを逃す。
(12分) 狛江、相手陣に入りPKを得、ゴール前のラインアウトから、モール、
    ラック、再びモールとFW攻撃を続け、最後は左中間に押し込む。(5)
(20分) 突然レフリーの笛、ハーフタイムかと思い、次の試合の選手が練習
    のためグランドに入ってきたが、結局レフリーの勘違い(あるいは
    ウォーターブレイク?)のようで、試合再開。
(23分) 日比谷、ハーフライン中央付近のラックから右へ展開、CTBがライン
    ブレイク、WTBにつながり、中央に回り込んでトライ、と思われたと
    ころで、レフリーの笛、ラック付近で日比谷ボールのPKで再開。
    (狛江のPKあったがアドバンテージで日比谷の攻撃継続、そのプレイ
    中、スローフワード?があったため、元の場所でPK、ということの
    ようだが、観客席近くのプレイで、不可解な判定であった)
   - そのまま、時間通りにハーフタイム。
                  前半 日比谷0-5 狛江
 -後半―
   -後半開始早々、狛江、ラックから左へBK展開、⑪番WTBへまでパス
    が繫がり、独走に入ってゴール前に迫りもうダメと思ったが、日比谷BK
    (FBか逆サイドWTB?)よく追走しタックルを決め、相手のノックオンを誘い
    大ピンチを救う(狛江の勢いを止め、試合の流れを変えたビッグプレイ
     -諦めずによく追った)
     その後、日比谷、大半を相手陣に攻め込むものの、ゴール前のマイボール
     ラインアウトでのミスなど得点機を逃し、刻々と時間が過ぎる。
(15分)日比谷、ゴール前中央のラックから、右へBK攻撃、体勢を崩しながら
   何とかパスを繋ぎ、ようやく右中間にトライ。    (5)―同点
(25分)(ノーサイド直前のラストプレイ)日比谷、相手陣に少し入った中央付近
   のラックからSOへ、右WTBへキックパス(意図の分からない観客席の
   オールドOBからは、「バカ、蹴るな」との声もー失礼しました!)、
   ⑭番、見事にキャッチし突進、フォローもよく、BK2~3人パスを繋いだ
   スピードのある攻撃、最後は中央に持ちこみトライ。ゴールも成功して
   ノーサイド。観客席の日比谷応援席からは大歓声があがった。
                  後半 日比谷12-0 狛江
○短評(感想)
 ・久方ぶりの公式戦勝利、一つの殻を破ったこととしてチームを
  祝福したい。稀勢の里ではないが、これで自信(自分の力を信じ
ること)を得、次の高みを目指してほしい。
 ・後半早々のビックプレイ(タックル)は称賛される(練習試合
  でもキックオフでのビックタックルがあった。)
  「タックルが流れを変える」のもラグビーです。
 ・そうは言っても、現在は秋に向かってのチーム作りの最中。
  チームの課題を皆で共有し、同じ方向で克服していってもらい
たいものです。
 ・気が付いたところ(留意事項)
   スクラムの姿勢―試合後半は修正されたか
   パスの安定性(高低) キックの精度、フーストタックルの精度
   攻守の局面におけるチームの意思統一
 ・次戦の相手は早稲田学院、まさに相手にとって不足なしです。
  タックル、フォロー、ブレイクダウンでのナイスプレイのため
  皆、走り回ってもらいものです。
S39卒  西