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2016年度 東京都春季大会 2回戦(初戦) 観戦記

現役チームは、4月17日、春季大会2回戦(初戦)に臨みました。相手は実力校、
明大中野八王子高校、当方は12月の新人戦と同様、3年生7名、2年生7名
他部よりの助っ人1名、リザーブなしの陣容で対戦。横なぐりの雨の悪コンディ
ションの中、粘り強いタックルで、健闘しましたが、力の差は否めず、残念ながら
初戦で敗退しました。
以下、詳細、報告します。

○ 日時 4月17日(日) 12:00 キックオフ(25分ハーフ)
○ 相手校 明大中野八王子高校
○ グランド 都立葛西工業グランド
○ 試合結果  日比谷 0(0-14、0-17)31 明大中野八王子
○ 試合(得点)経過
―前半―
強風に加え、キックオフと同時に雨も降りだす。日比谷のキックオフ
は、強風に煽られ10Mラインに届かず、センタースクラムからプレイ
スタート。日比谷、自陣に攻込まれ、ボールをほとんど相手に確保され
るものの、粘り強いタックルと、相手のミス(ノックオン)に助けられ
得点を許さず。時々マイボールとなるが、有効なランもでず、風下で
キックも飛ばず、なかなか自陣を脱出できず。

(13分)明大中野八王子、ゴール前マイボールラインアウトからFWがパス
をつなぎ、左隅にトライ。           (5)+(2)
(20分)明大中野八王子のBKのライン攻撃、ゴールライン右隅寸前まで迫る
が日比谷BK、よく追走しトライ寸前で捉まえるが、ハイタックル
と判定され、PK。明中八王子、チョン蹴りからなだれ込みトライ。
(5)+(2)
前半  日比谷 0 - 14 明大中野八王子
―後半―
( 4分)明大中野八王子、BKの右オープン攻撃か右中間にトライ。
(5)+(2)
降り出した雨は横殴りで、ますます強くなり、両チームとも
ハンドリングに苦労。
12分頃、日比谷、BKの自陣からの好キックで、相手陣深く攻め
込み、(結果的には)この試合唯一の得点チャンス。相手のミスから
ゴール前のマイボールラインアウトからモールを組むも押し切れず、
ラックも連取するも、BKへの球出しでボールが手につかずノック
オン、5分弱続いた攻撃期をものにできなかった。
(16分)明大中野八王子、好フォローで、FW、BKとパスを繋ぎトライ。
(5)
(22分)明大中野八王子、右中間のマイボールスクラムからブラインド
サイドに回し、右隅にトライ。      (5)
後半  日比谷 0 ― 17 明大中野八王子

○短評(観戦OB連の感想)
・ゲームの大半が相手ボールの状況で、ディフェンスには見るべき
ものがあった。粘り強いタックッルで安易にトライを許さないの
は今年のチームの良いところ。このチームカラーを維持してほしい。
・両チームの差は何か、ということで、OB連からは、「フォロー
あるいは密集戦でのサポートの差」「悪条件の中、やはりハンドリ
ングの差」などの声があった。
・現在は、新一年生の入部勧誘の時期、大型(サイズ)新人の可能性も
あるとのこと。新入部員が加わった新たな活気が、チーム全体レベル
の向上の原動力になることを期待しています。

S39卒 西