日比谷高校ラグビー部OB会によるコミュニケーション推進ページです

新人戦3回戦 観戦記

平成29年度新人大会三回戦結果報告

前戦を快勝で勝ち上がり、日比谷は三回戦に臨みました。相手は東京農大一高、
前戦で小平西高(2~3年前日比谷は公式戦で再三対戦、なかなか勝てなかった)
を接戦で破り勝ち上がってきました。厳しい戦いを予想、開始早々、
甘いタックッルで先制点を許し、観戦陣にはいやな気分が漂いましたが、
前半2トライを返した後は、調子があがりFW-BK、バランスのとれた攻撃で
得点を重ね、出足の良いデフェンスで相手をノートライに押さえ、快勝しました。

以下、試合内容を報告いたします。

日時 平成30年1月8日(月・祭) 10:00 キックオフ(25分ハーフ)
相手校 東京農大一高
グランド 都立大泉高校グランド
先発メンバー   2年11人 1年4人
試合結果  日比谷 41(19-7、22-0)7 東京農大一高

―前半―

-両者のランニングスピード、パスワーク等ほぼ実力互角と思われるスタート
( 3分)日比谷、タックル甘く、東農大一高BK密集を抜出し、ほぼ中央にトライ。
(5)+(2)
( 9分) 日比谷、相手の反則(ノットリリースザボール)からPK、レインアウト
からラック、パスを繋ぎ、左右に揺さぶり、最後はFWが押込みトライ。
(5)+(2)
(21分)日比谷、中央付近のラックからショートサイドにパスアウト
⑩番好走して大幅にゲイン。ゴール前のスクラムから、⑨→⑩とパスアウト、
⑫番がアングルを変えた好ダッシュで中央に飛び込みトライ。 (5)+(2)
(25分)日比谷、残り僅かに時間、相手陣深く攻めこみ、パスを繋ぎ
最後はFWが押込み、貴重なトライ。 (5)

前半 日比谷19-7 東京農大一高

-後半―

-開始早々、日比谷、相手反則からPK、深く攻め入ったところで、ライン
アウトとなったものの、ノットストレートでチャンスを逃し、流れが変わる
のでは、といやな感じとなったが、それでも押し気味。
( 5分)日比谷、相手陣深く攻めこみ、右サイドでFW-BKとパスを
つなぎ、⑬番が抜出し、右中間にトライ。 (5)+(2)
(10分) 日比谷、 ⑫番が中央付近から抜出し大幅ゲイン、最後は⑧番が
好フォローでトライ。(5)
-この時点で31-5となり流れをつかんだ、と一安心。選手のプレイにも余裕がで、
⑫番等の好タックルもあり、勢いを増す。

(18分) 日比谷、中央付近から⑩番がディフェンスの裏をつき、ショートパント、
みずからキャッチして相手陣深くゲイン、⑧番が繋ぎ左中間にトライ。(5)
(22分) 日比谷、左サイドにパスを繋ぎ、⑮番が好走して、左隅にトライ。(5)

後半 日比谷22-0 東京農大一高

○短評(感想)
・早々にトライを許した場面以外は、ほぼ安心して観戦することができました。
ディフエンスの出足が良く、相手を確実に潰してた故と思われます。随所に
好タックルもありました。
・いろいろなパターンで得点できるように、攻撃力もついてきました。
エリア確保のキックも適切でした。
・課題としては、パスの精度(高低前後、パススピード)、パスのタイミングという
ところでしょうか。
・久しぶりに四回戦に勝ち上がった(ベスト16)のは何よりです。次戦は昨秋の
都予選で決勝に進んだ早稲田実業、この新人戦の時点でシード高と対戦できるのは、
絶好の機会で、そのスピード、当たりを体感し、秋に向かっての強化の糧として
もらいたいものです。

S39卒 西