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新人戦二回戦(初戦)観戦記

新人戦二回戦(初戦)観戦報告

早くも師走、「新人戦」の季節となりました。日比谷は初戦(二回戦)に臨みました。
人数的には3年生主体のチームから、今度は1年生(人数)主体のチーム。どれほど
できるかなと、観戦に臨みましたが、やはり、現実は厳しく、体格、走力にすぐれ、
合同チームであるが、ラグビーに人一倍、熱心に取り組む(推定であるが)2年生
主体のチームに完敗しました。
9割以上、相手ボールの状況で、(少し緊張が切れる時間帯もあったが)随所に
好タックルで、再三ピンチをしのいだ姿に将来を託し、観戦をおえました。
以下、試合内容を報告いたします。

○ 日時 12月16日(日) 15:00 キックオフ(25分ハーフ)
○ 相手校  合同H(桜美林、昭和第一、都八王子拓真)
○ グランド 玉川学園
○ 先発メンバー  2年 6人 1年 9人
リザーブ    1年 3人
○ 試合結果  日比谷 12(0-21、12-20)41 合同H
○ 試合(得点)経過
―前半―
-試合前、相手・合同Hチームは観客席の真ん前で練習、体も大きく
(鍛えた形跡)、球捌きもスムーズ、合同チームといえども、侮りがたいと見受けた。
キックオフ。
( 4分) 合同H、パスを繋ぎ相手陣深く攻めこみ、ゴール前でPK(ノット
ロールアウェイ?)を得、クイックスタート、そのまま押込み左中間
にトライ。(5)+(2)
-その後、一進一退の後、日比谷相手陣に攻めこみ、ゴール前でのカウンター
ラックで相手ボールを奪い、FWの波状攻撃でトライ寸前までいくが惜しくも
PK(ピックアップ―ラック内のボールを手で扱う)をとられ絶好のチャンスを逃す。
以後、ほとんどの時間は相手ボール(なかなかノックオンなどのミスを犯さない)で、
日比谷は防戦一方。好タックッルで何度かピンチをしのいだが。
(15分) 合同H、相手陣深くからパスを繋ぎトライ。(5)+(2)
(20分) 合同H、FW-BK一体になっての連続攻撃で中央にトライ。(5)+(2)
前半 日比谷0-21 合同H
-後半―
-とにかく「ボールを獲得、キープしなければ始まらない」という感をいだいて(観戦者)
後半スタートしたが、以前として合同Hのボール確保がつづき、
( 2分) 合同H、日比谷の甘いタックッルを突き、中央突破でトライ。  (5)
( 8分) 合同H、ゴール前でPK(ノットロールアウェイ)をクイックスタートで
押込みトライ。(5)
(13分) 日比谷、再び集中して、好タックルを連発するも、合同H、きれいなライン攻撃
で、左隅にトライ。(5)
(15分) 日比谷キックオフを蹴りこんだところ、相手ノックオン。ゴール前でマイボールスクラム。
⑧番がスクラムサイドを突進、FW陣が素早くフォローし、密集を押込みトライ。 (5)+(2)
-ここで、観客席席のシニアOBから「やればできるじゃないか!」父母の席からは
「そうだ!」の声。
(21分) 日比谷、相手陣でPKを得、タッチキックでゴール前まで迫り、マイボールラインアウト
を確保し、得意のモールを組み、そのまま押込み、左中間にトライ。(5)
- 勝敗は兎も角、連続トライで観戦の気分も大分良くなったところであったが
(24分) 合同H、強力ランナーが快走、日比谷懸命な追走もおよばず、とどめのトライ。(5)
後半 日比谷 12-20 合同H

○短評(感想)
・圧倒的に相手方のボール保持(おそらく9割以上)。やはりブレークダウンでの、
体格差による当たりの強さによるのかもしれません。
・そのなかで、辛抱強くタックルを続けたこと、僅かなマイボールのチャンス
をものにして、後半2トライを奪ったことは、評価してよいと思われます。
・「すべてはここから出発」体力、スキル、スピリット、この悔しさをバネに、
これからの地道な努力で養われます。

S39卒  西