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新人戦 初戦の観戦記

平成29年度新人大会二回戦(初戦)結果報告

高校ラグビーの全国大会は12月27日から花園ラグビー場で開幕しますが
地方レベルでは早くも、1、2年生チームによる「新人戦」がスタート
日比谷の新チームも、24日、初陣に臨みました。新人戦―春季大会―全国大会
予選と続く、チーム目標となる大会の初戦、新チームの立ち位置が判断
される、ある意味注目される一戦でしたが、さすが試合経験のある2年生
主体のチーム、久しぶりに危なげなく公式戦初戦を突破しました。

以下、試合内容を報告いたします。

○ 日時 12月24日(日) 10:00 キックオフ(25分ハーフ)
○ 相手校 合同Fチーム(関東第一・修徳・江戸川・科学技術)
○ グランド 都立大泉高校グランド
○ 先発メンバー   2年11人 1年4人
○ 試合結果  日比谷 48(19-0、29-5)5 合同F

○ 試合(得点)経過
―前半―
( 3分)日比谷、相手陣に少し入った地点で、PK(ノットリリースザボール)を得、
続く22M付近のラインアウトからモールを組み、パックを固め20Mほど
押し込み、左中間にトライ。(5)

( 7分) 日比谷、キックで相手ゴールライン付近まで攻めこんだところ
相手処理を誤り、キャリーバック。マイボールスクラムから、
BKへ回し、相手の甘いタックルを振り切り中央にトライ。(5)+(2)

-日比谷、その後何度かチャンスがあったが、パスのタイミング
の遅れや、ノックオンなどで得点に至らず。

(21分)日比谷、相手陣深く入った地点でマイボールスクラム、スクラムサイド
のFW攻撃を繰り返し、最後は③番が突進してトライ。(5)+(2)

前半 日比谷19-0 合同F

-後半―
( 7分)合同F、相手陣少し入ったところでSOがパントキック、
日比谷BKタッチを割るかと判断?処理をもたつくところ
よく追走した合同F・BKがキャッチ、そのまま右隅にトライ。(5)

(10分)日比谷、相手陣深く攻めこんだところでラック、ボールアウト後、
モールを形成、固いパックで押し込み左中間にトライ。(5)

-⑧番の快走でゴールまでに迫り、また右オープン攻撃などで
絶好のチャンスはあったが、得点に至らず。

(15分)日比谷、相手陣に入ったところから左サイドでBK攻撃、ラック
から再びモールを組み、そのまま押込みトライ。(5)

(18分)日比谷、三連続でモールからのトライ。(5)

(22分)日比谷、中央付近から⑬番が好走、50Mほどを走り切り
中央にトライ。(5)+(2)

(24分)日比谷、今度は⑫番が快走、トライ寸前までいったが、惜しくも
トライ寸前で、ノックオン。合同Fマイボールスクラムから
自陣ゴール前でボールを繋ぐも、ノックオン、日比谷拾い、その
ままトライ。 (5)+(2)

後半 日比谷29-5 合同F

○短評(感想)
・FW、BKのバランスがとれ、得点もいろんなパターンから取れる、
いいチームができつつあると思われました

・開始早々の印象として、タックルよし、スクラム、モールもパック
固くてよし、など基礎的プレーの日頃の鍛錬ぶりが感じられました。

・ただ、正確なパス、ハンドリング、ランORパスの判断など、まだまだ
鍛えていかなければならない点も多々あるようです。

・地道な練習を重ね「湧き出るようなフォロー」ができる走力を作り
「強豪に立ち向かうスピリット」を養い、今年のチームがもっともっと
ラグビーの醍醐味を感じる体験ができると良いと思います。

・まずは次戦(1/8対東京農大一高)、あらためて挑戦者として、臨んて
もらいたいものです。

S39卒 西